投稿日 2019-01-29 / 最終更新日 2021-01-02
こんにちは、樹咲です。
いつもお読みくださりありがとうございます。
ニール・アームストロング船長が主役の映画『ファースト・マン』の公開が2月8日に迫り、1月25日には宇宙兄弟ファンのコヤチュー部限定の試写会がありましたね!
私は残念ながら参加できなかったのですが、行かれた皆さまの呟きや試写会レポなどを読み、その興奮具合に映画が本当に待ち遠しいです!(*^^*)
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今から遡ること58年前の1961年4月21日、ユーリ・ガガーリンが人類初の宇宙飛行を成功させました。
『ファースト・マン』公式サイトのストーリー年表の始まりも、同じく1961年。
58年前――。
このnoteを読んでくださっている方の多くが、まだ生まれていないだろうと思います。
携帯電話もない時代。
日本は昭和36年、終戦から16年後。この年、大阪環状線が全通したそうです。
そこから28年後の1990年、ファミコンが発売され『スーパー・マリオブラザーズ』のカセット容量はおよそ24KBだった(!)ということを考えると、そんな時代に宇宙へ人が飛び出すなど信じられないことです(ゲームをしない方や30代以下にはピンとこない例えでしたでしょうか…^^;)。
しかし58年前というと、遠い過去というには近すぎる過去。
自分の親が生まれたり青春を謳歌している時代、と思うと「あ、たったそれだけ前のことなのか」とも思います。
スマートフォンが誕生し普及していったのが大体2000年代前半と言われています。「誰もが持った」のは私個人の感覚として2010年代に入ってからと思いますが、そう考えると58年の間の発展はすさまじいスピードですよね。
見方を変えると、人類は宇宙に出てからまだたった58年しか経っていないということです。
宇宙の誕生は今からおよそ138億年前と考えられているので、人類誕生の歴史のたった58年で、もう当たり前のように宇宙と地球を行き来している訳です。まだまだ限られた、訓練をした方々のみではありますが。
目覚ましい発展をしている“地上”の変化の一方で、“宇宙”は変わらずにそこにあります。
いえ、厳密にいえば宇宙にももちろん変化が起こっています。
例えば月は毎年約3cm離れていっていますし(解説ページ:月探査情報ステーション)、現在はこぐま座のアルファ星が北極星となっていますが、5000年ほど前はりゅう座のアルファ星のツバンという星が北極星だったのだそう(解説ページ:国立科学博物館)。
ですが、空に浮かぶ那由多の星々の位置や月の距離など、その変化を大きく感じるのは人一人の寿命だとちょっと難しそうです。
人一人が生きている間に感じられる”宇宙”は、とてつもなく大きく、変わらずにあると感じられるものなのだろうな、と思います。
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『ファースト・マン』予告で「携帯電話のない時代に」と謳われていますが、30代後半の私が生まれた時にも、まだ携帯電話はありませんでした(笑)。
勿論インターネットもありません。たった30数年の間にあっという間にスマートフォンもインターネットも浸透し、手放せない時代となりました。
人類の発展・進化スピードは本当に物凄いですよね。
日本も多くの衛星や探査機を打ち上げています。
そうそう、『宇宙兄弟』ファンの皆さんがご存知の『JAXA』も、その名前になったのは2003年なんです。…近くない?
2019年。ここから先の、さらに58年後。
人類は、どれだけ宇宙に近づいているのでしょうか。
さすがに58年後、私は生きていなかろうと思いますが、一般の人も、宇宙へ気軽に行ける時代が来ているのでしょうか。
10年後、20年後にさらに変化していくであろう“地上”。
宇宙開発にとってワクワクする未来が訪れているといいな、と思います。
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