投稿日 2023-07-04 / 最終更新日 2023-07-09
API制限で大騒ぎになったTwitterですが、ほぼ同時に長年愛用していたTweetDeckの表示もおかしくなってしまいました。
仕事はじめ複数アカウントを運用するので各アカウントごとの通知画面やリスト表示、技術関係の検索結果表示など大変重宝していたのですが…7月3日時点で予約投稿はできたものの通知欄や検索結果はずっとぐるぐるしている状態に。
日付が7月4日に変わった頃、ぐるぐるしているTweetDeckから「新しいの試してみない?」的な画面が表示されました(スクリーンショットは撮れませんでした)。
既に新バージョンに変えた方々から旧バージョンに戻せるという情報も得ていたので軽い気持ちで新しい方にしてしまったのですが…。
Contents
【注意!】新バージョンから旧バージョンへは戻せない
新バージョンはとにかくまっさらな状態から始まり、列形成なども新たに構築し直す必要があるよう
追記:新バージョン関連の様々な記事で「旧バージョンの設定を引き継げる」ことを知りましたが、恐らく新バージョンにした時の最初に出てきた設定に関する部分で「今はいい」的な回答にすると以降旧バージョンの設定を引き継ぐことができないです。「これは後で設定し直せないよ!」といった文言が出ていた気がします…(やってしまった人です)。
また以前は左上に常時出せていた、管理している複数アカウントも解除されているようです。
うーん見づらい!
まあいじるのは後にして一旦旧バージョンに戻してみようかな…と画面左下の「もっと見る」クリックで表示される「設定とプライバシー」→「アカウント」→アカウントメニューを表示。
「TweetDeckのチーム」と「アカウント削除」の間にあるはずだった「TweetDeckのバージョン(前のバージョンに戻す)」がありません…。
もう覚悟を決めて新バージョンを利用するしかない…。
7/8現在は「TweetDeckのバージョン(前のバージョンに戻す)」が復活しており旧バージョンに戻せるようになっています。「30日以内に認証」がどう適用・制限されるか8月になっての動向を注視したいところ。
管理している複数のアカウントを呼び出す
さて、列の再構築は時間のある時に行うとして、困るのは管理している複数のアカウントがリセットされていることです。いわゆる「中の人」として予約投稿なども行っているわけで、仕事に直結する由々しき事態。
新バージョンでのアカウント追加はどうしたら?ということでTwitterのヘルプセンターで手順を確認しますが…
多分これ古いTweetDeckのままですね。
内容自体はほぼほぼ変わらないのでアカウント追加を試みます。
手順①「TweetDeckのチーム」設定を確認し必要に応じてON/OFFにする
「TweetDeckのチームをオンにする」をON状態にします。
「チームへの追加をすべてのアカウントに許可する/フォロー中のアカウントのみ」も必要に応じて設定しましょう。
「追加される側」のアカウントのON他の設定も忘れずに!
手順②アカウント右横の「…」→「既存のアカウントを追加」をクリック
手順③追加するアカウントのユーザー名とパスワード等でログイン
以下の画面が出てきますので「追加するアカウント」の情報でログインします。
無事追加されました。同じ手順で管理アカウントを増やしていきます。
新バージョンではアカウントごとブラウザが切り替えられる
旧バージョンでは別アカウントでもカラム形式で一画面で見ることができ、ツイート主は左上に表示されていた一覧から選べば良かったですが、7月4日からの新バージョンでは完全にアカウントごとの切り替えが必要になるようです。
予約投稿画面は公式のブラウザ版Twitterとほぼ同じ
「ツイート」で表示される部分の下段に表示されるカレンダーアイコンをクリックすると予約設定パネルが表示されるのでそこで日時を設定します。
メリットは”誤爆しない”こと
アカウントを複数管理してる場合、一度はやってしまう「違うアカウントで呟くこと」。
一度は…ありますよね???!!!!
新バージョンでのメリットは、アカウントを完全に切り替えるので誤爆しなくなることだと思います。面倒くさいですけどね!
7月4日、サイトへのTwitterフィード読み込みが不可能な状態に
以前にも全世界同時にAPI制限をかけられたタイミングでフィードを読めなくなったのですが、7月4日午前3時現在各サイトに張り付けられているTwitterはいずれのサイトでもまったく読み込んでいません。
7月3日は見られる状態だったので一時的なものか否かもしくは完全に終わりになるのかは現段階で不明です。
参考記事:
TwitterのAPI変更でWordPress.comもブログの自動ツイート終了 Mastodon対応へ【訂正あり】
いよいよ広報関係は「Twitterありき」から完全に脱却していく方向になりそうな気配です。
年間プランでTwitterBlueへ(追記)
さて、なんやかんやで特別欲しい機能がある訳でもなく個人としてはTwitterは趣味を呟く&情報収集利用でプロモーション利用はしていない、かつ課金してもサービスが安定していないので特に…だったのですが、TweetDeckの利用に不安が出てきたとあっては「中の人」的に少しでも不安要素を解消しておきたいところ。
という訳でメイン利用しているアカウントで4日早朝TwitterBlue申請をいたしました。恐らく制限もすぐ解除され、認証マーク以外は機能を即利用できる状態に。
申込媒体によって異なる利用料に注意
Blue開始時からあちこちで言われていたことですが、スマートフォンからの申し込みとブラウザからの申し込みでは月額利用料が違います。
Twitterヘルプセンターのリストより(2023.7.4現在)。月額980円だとちょっと高いと感じてしまうのですが、1年間の利用料が10,280円だと安いと感じます。
今後Twitterにどういう変更が起ころうとなくなろうと、1万円なら損失になってもいいと思える金額なので年額で申請しました。
ブラウザ年額契約申し込み方法
申し込みたいアカウントにログインしている状態でWEBブラウザを開き、Twitterヘルプセンターの「Twitter Blueについて」を開き「Twitter Blueには、こちらでご登録いただけます。」の「こちら」をクリック。
これまたスクリーンショットを撮り損ねてしまいましたが、そこで「12か月」と「1か月」がタブ表示され、12か月だと割引料金の10,280円が表示されているので申し込み、クレジットカード決済して完了となります。
TweetDeckの利用はBlueが必須条件に?
Twitterからのアナウンスほか各媒体からも今後TweetDeckを利用するにはBlue認証が必須であると受け取れる発表がありました。
We have just launched a new, improved version of TweetDeck. All users can continue to access their saved searches & workflows via https://t.co/2WwL3hNVR2 by selecting “Try the new TweetDeck” in the bottom left menu.
— Twitter Support (@TwitterSupport) July 3, 2023
Some notes on getting started and the future of the product…
参考記事:PC Watch 「TweetDeck」が事実上の有償化。新バージョンの公開と同時に
企業アカウントについては各企業さんの判断となりますが、個人で持ってるアカウントが3つあるのでそれ全部課金となると年3万は難しいなというところ。さて実際どうなるでしょうか。
正直様々な機能云々より、シンプルに呟きたい呟きができ(間引かれず)表示されること&フォローしてるアカウントの呟きが安定的に閲覧できる状態をなにより望んでいるのですが…。
広報関係を行っている場合は、まだまだ継続が必要なTwitter。今後の動きに注目していきたいところです。
(2023.7.4 17:30 文章がおかしいところ修正、Twitter Blueについて追記)