投稿日 2018-07-27 / 最終更新日 2021-01-02
こんにちは、樹咲です。
昨日7月26日(木)は、先日ISSから帰還された金井宇宙飛行士のミッション報告会でした!
報告会などイベントの度に、宇宙がより具体的に身近になってきている、と感じます。そんなワクワクと金井スマイルで大変面白く楽しいミッション報告会となりました(*^^*)
そちらのレポは、アメブロの方で週末に公開させていただく予定です。よろしければぜひチェックしてみてくださいね(※7/29公開しました!)。
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さてさて、宇宙で7月といえば…やはり、7月20日の“アポロ11号の月面着陸”を思い浮かべる方、多いと思います。
昨年末惜しまれつつ閉園したスペースワールド。閉園前に行ってきたのですが、スペースワールドの展示内容に「人類が月に行った!月面を踏んだ!」という熱と興奮が伝わってきました。
あの時代を世界中の人と体感できた世代はうらやましいなあ~!と思いました。
2017年11月に行ったスペースワールドレポートです。長いですがよろしければぜひご覧ください♪
オバマ大統領の時には火星への話が盛んにされていましたが、アメリカは今「もう一度月へ」という方向に話が進んでいるそうです。大統領が変わると宇宙への方向性も変わるので今後また変わっていく可能性もありますが、火星よりも月の方が、自分が生きている間に“地球以外の天体に人類が住む”ことを目撃できるかもしれません。
『宇宙兄弟』の世界では既に月への進出が果たされ、宇宙飛行士が大活躍しています。
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フィクションと現実を繋ぐ『宇宙兄弟』の世界。
宇宙関係のイベントに行くと、『宇宙兄弟』読んでいる!という人がとても多いですし、コヤチュー部の人にもよくお会いします。
『宇宙兄弟』を読んでから宇宙に興味が沸いた!
宇宙が好きだから『宇宙兄弟』を読み始めた!
そんな方も多いのではないでしょうか?(ちなみに私は後者、宇宙から『宇宙兄弟』に入りました。リアルに感じる世界・キャラクターにすっかり魅了されています!)
ちょっと難しいかな?という宇宙開発や実験のお話も「あ、これ『宇宙兄弟』に出てきたあそこのエピソードっぽい!」と感じると、めちゃくちゃのめり込みますよね(笑)。
またファン同士では『宇宙兄弟』の話から、宇宙飛行士や宇宙開発の話へ。そして宇宙飛行士や宇宙開発の話から『宇宙兄弟』の話へ…。
作品(フィクション)と現実が行ったり来たり、熱いトークが繰り広げられていきます。
フィクションは、現実世界の人間関係も広げてくれますね。
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発見!“カルロム洞窟”!?
2017年10月18日に発表された月の地下にある巨大な空洞。「カルロム洞窟か!?」と興奮した読者は多いことでしょう。
漫画で描かれたほぼ直後、といってもいいタイミング。作者の小山先生もインタビューされるなど、大きな話題となりましたね。
2009年に月周回衛星「かぐや」によって発見された、マリウス丘の縦孔。これは地下空洞が開いたものであろうという仮説が立てられ、その後アメリカのルナー・リコネサンス・オービターのカメラによる斜め観測によって、縦孔の底に数10m以上の空間が広がっていることが確認され、地下空洞の存在が現実実を帯びてきます。
その後レーダー反射などのデータ検証が綿密に行われ、地下空洞(溶岩チューブ)が存在していることが確実になったと発表されました。
月の地下に巨大な空洞を確認 | 宇宙科学研究所www.isas.jaxa.jp
漫画やアニメなど、絵で見ることのできるフィクションの素晴らしさの1つに、自分がその世界に入り込み、登場人物たちと世界を体験できることがあると思います。
そしてその世界が現実とリンクすると、現実に起こるイベントを“より身近に”感じられ“想像しやすく”なりますよね。
今はまだ、写真やデータでしかわからない月の空洞。
科学分野に明るくないとデータだけで「こういう形なんだろうな」と想像するのは難しいですが、作中カルロム洞窟が描かれていることで「月の空洞ってこんな感じなのかな~?」と、目の前にその景色が広がる気がします。
これから先、再び人が、そして探査機が月へ降り立った時。
実際の月の空洞の姿は、どんな感じなのか。
その大きさや周囲の様子など、漫画と比較できる時も楽しみですよね(^^)
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キラキラとした光景も、目にする日が来るのかも。
他にも、月の水の存在。
月には水があるとされてはいるものの、2018年3月現在、その存在や埋蔵量についてはまだまだ調査や研究、議論が行われているようです。
地球より小さいとはいえ、とても大きな天体である月。
人類が降り立ったことがあっても、現段階では人が直接行って調査することは難しく、世界中の宇宙機関によって調査がどんどん進められ日々検証されていることと思います。
洞窟内でキラキラ輝く砂。
ブギーはこの砂を浴びた後、回路故障を起こしました。2018年7月現在発売中の33巻まででは明らかにされていませんが、この砂は水を含んでいるのではないか、と作中で言われています。
洞窟探査が人(またはロボット)によってできるようになった際には、ムッタが見たこの光景も見られるかもしれませんね。
月の裏側に、人が立つのを見られる日も来るのかも…!
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月基地ができたら…
今、ISSでは野菜の栽培が始まっており油井宇宙飛行士がISS産レタスを食べたことは記憶に新しいですが(でも実は野菜嫌いだそうです!それをあんなに美味しそうに食べるなんて!・笑)、作中では月面基地で野菜がバンバン作られています。
月基地が建設される頃には、ISSでの野菜栽培ノウハウがもっと凄いところまで進んでおり、こんな風にたくさんの種類を育てることができるようになっているかもしれません。
そしてその栽培に使う水は、「月の水」なのかも…!月で栽培されたトマト、食べてみたいです!
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宇宙はまだまだ知らないこと、わからないことだらけ。
しかしだからこそ、何があるんだろう?どうなっているんだろう?という“知る楽しみ”がありますね。
宇宙への興味、人への興味、未来への興味。
フィクションと現実がリンクし“自分の身近なこと”として感じられると、その喜びや興奮は何倍にもなるのだと思います。
そのきっかけの一つとなる作品『宇宙兄弟』。
これからも、私たちの“身近に”たくさんの興奮を届けてくれるに違いありません。
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©小山宙哉/講談社
※本連載は『宇宙兄弟』原作画像の掲載許可を得ております。
※月に関し信頼できる機関・サイトの記事を参考に書かせていただきましたが、記事中の表現や表記に間違いがある場合にはご連絡いただければ幸いです。
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★今回メインで書いた月のエピソードを中心にした「宇宙兄弟メシ」も、佳かったらご覧くださいね★
カルロのペンネ~月のトマトソース~ | 宇宙兄弟メシ | 樹咲 リヨコ | cakes(ケイクス)
ムーンベースのサンシャインモーニング | 宇宙兄弟メシ | 樹咲 リヨコ | cakes(ケイクス)
★宇宙兄弟メシ電子書籍も発売中!名場面をより楽しんでいただけるよう再構成しております★